2017/12/11:ROS開発におけるエディタ選択 ( Visual Studio Code編 ) (1)

はじめに

ROSプログラミングをするにあたり,対象のOSがLinuxであることから,コンソールベースでの開発に慣れていない方にとっては少々困惑することがいくつかあると思います.

プログラマが一般的に使用する一般的なエディタではVimやEmacsなどが知られているかと思われますが,これらは設定方法や操作方法など少し癖があったり,それらを行うために知らなければならないことがあったりするので少々敷居が高いかもしれません.

一方Windows OSでの開発に使用されているIDEとしてVisual Studioが多く使用されますが,対応OSがWindowsのみでありUNIX系OSで使用することができないのが惜しい点でした.

そこで2015年にMicrosoftから「Visual Studio Code(以下VS Code)」というツールがリリースされました.VS Codeは,WindowsだけでなくMacやLinuxでも動作し,インストールパッケージを用いることで簡単にインストールすることができます.LinuxをインストールしてROSで開発したいけど,Linuxのターミナルの使い方がよくわからない,どのエディタを使ってプログラミングすればいいかわからない,と言った方にVS Codeは非常にオススメできるツールだと思います.

 

Visual Studio Codeのインストール方法

今回はUbuntu16.04 ROS Kineticで実施しました.こちらのサイトにアクセスしてVisual Studio Codeをダウンロードします.Linux環境でアクセスするとdebパッケージがダウンロードできるボタンがあるのでそちらをクリックしてダウンロードします.ダウンロードが完了したらそのままdebパッケージをクリックするか,以下のコマンドをターミナルで入力するとインストールされます.

$ sudo dpkg -i <ダウンロードされたファイル名>

 

基本的な使い方

起動

インストールが完了したら,左上のドックからVisual Studio Codeと打つと候補で出てくるのでクリックすると起動します.

ちなみにターミナルからも起動することができます.ターミナルを開いている場合は以下のように

$ code

と入力すれば起動します.また,

$ code .

とするとカレントディレクトリを開いた状態でVS Codeが起動します.

次回は,Visual Studio CodeでC++プログラムのコンパイルについて解説します.


CIT 山本龍